株式会社みんなのごはん

一般情報

〜　すべての食を自由にする　〜

　スペシャルミールとはレストランやカフェなどの飲食店や、飛行機の機内食に準備されている「特別対応食」の事です。
ベジタリアン向け、アレルギーをお持ちの方向け、宗教的理由によって肉が食べられない方々向けなど、さまざまなタイプのスペシャルミールがあります。
私たちの社名である「みんなのごはん」はそのような人たちをふくめて、あらゆる人が食に不自由しない社会を作る、という想いが込められています。

日本ではまだまだ特別食の手配が進んでおらず、このような傾向のある方々は、日々外での食事に悩みを抱えています。
平成25年度の法務省入国管理局のレポートによれば、東京都を訪れた外国人旅行者数は約681万人でした。そのうち世界のベジタリアン人口約21％とすると※、約143万人のベジタリアンの外国人が東京を訪れていたことが分かります。
彼らは旅行前にベジタリアン向けの情報サイトにて、綿密にベジタリアンミールを提供できるレストランをリサーチして食事をしているのです。

現在、年々増加が著しい外国人観光客の来日に伴い、スペシャルミールの対応は急務と言えます。来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに備えるためにも、既存のメニューリストに１品だけでもスペシャルミール対応メニューを加えることで、これらを必要としている海外からのお客さまへの「おもてなし」となり、お店の価値の向上につながります。
　スペシャルミールには主に野菜を使いますが、野菜だけでも、お肉や魚料理に劣らない満足感を演出する必要があります。それには特別な知識と経験が必要です。

例えばお肉の代替には何をつかうか、旨味は何で出すか、甘味は何をつかうか、など、ちょっとしたことですが美味しく作るには“コツ”が必要です。また良質な食材の調達にも時間と労力が必要です。
またベジタリアンの方が求めている素材や味と、一般の方が求めている素材や味には差異があるために、ベジタリアンに良かれと思って作ったものが、一般の方には美味しく感じられない、ということはよくあります。また逆も然りです。
広くベジタリアンの方以外にも気軽に食べていただける料理を作るにはその差異をどう縮められるかが重要になってきます。
この様な知見から、私たち「みんなのごはん」はこれまで5年間におよぶメニュー開発や、導入実績の豊富な経験から「どこよりも美味しいスペシャルミール」という、これまでの常識を超えた全く新しい食をお伝えすることが可能になりました。

スペシャルミールを必要とする人々は、一度満足を得ると必ずリピーターとなります。
東京都内にはベジタリアンミールを提供するお店は400店舗以上ありますが、私が好んで足を運ぶお店はその内の2、3店舗です。その2、3店舗は確実に上記の差異を縮める努力をされているので、ベジタリアンの方やそうでない方にとっても満足度が高く、共にお連れすることができます。

新しい、そして安定した顧客確保の側面から、また社会の声に応えるという意味でも、オリンピック・パラリンピックに向けて、私たちはあなたと共に「みんなのごはん」の普及に向けて取り組む最良のパートナーとなります。

株式会社みんなのごはん　
代表取締役　岩溪寛司

※＜引用元＞
■英食品安全局が2012年に実施した
「食生活と栄養に関する調査」による調査結果（https://www.vegsoc.org/sslpage.aspx?pid=753 ）（https://www.vegsoc.org/sslpage.aspx?pid=753）
■The Vegetarian Resource Group（http://www.peta.org/living/food/2011-vegetarian-vegan-stats/）
■IVU（http://www.ivu.org/）
■日本のベジタリアン人口：NPO法人THINK AGAIN（http://thinkabain.jp）