目黒麹店

一般情報

明治32年、奥会津只見に麹屋として創業。

かつて、味噌は各家々で造られ、いわゆる手前味噌を味わっていました。
各家々の味噌造りに使用する、麹を目黒麹店がになっていたのが始まりです。

100年余りの歳月に渡り継承、育んできた秘伝の製法を守り続けています。

また、五代目が大阪修行の際においしい生中華めんと出会い、地元只見に生中華めんの製麺所がないことから、製麺業を開始する。

そして、現在、六代目が、麹・味噌・味噌漬・生ラーメン等、こだわりの原料と製法づくりを更におし進めております。

【この場所でしか造れない味噌】
味噌は全く同じ原料と製法で造っても、熟成させる場所や気候により、出来上がりの味も風味も異なるものとなります。

只見は、標高1,000m前後の山々に囲まれた山間地域。平地でも積雪が3～4mに及ぶ日本有数の豪雪地帯で、半年間は積雪が残ります。
雪解け水は、世界最大級とも言われる「ブナ」の原生林で磨かれた伏流水となり、当店の味噌造りに使う只見の清らかでおいしい水になります。

味噌のおいしさは、仕込みに使う水で決まると言っても過言ではありません。「原料の洗浄・浸水」「蒸し」「煮込み」に使われる只見の水は、ミネラルバランスが良く、味のまろやかなおいしい味噌造りには欠かせません。

【雪蔵で低温熟成する、こだわりの天然醸造】
近年では、簡単に大量生産を行うため速醸法の味噌が増えてきています。一定の温度をかけ一ヶ月くらいで出荷。殺菌もされているため、酵母、乳酸菌が死滅し、大切な栄養分が死んでしまっています。

当店の味噌は、味噌本来の旨味と香りを楽しめる「天然醸造」にこだわっています。
味噌を仕込む季節に応じて自然そのままに、約1年間熟成。半年間、雪蔵の中でゆっくりと時間をかけ低温熟成させ、まろやかな風味を引き出すため、「天地返し」の手間をかけ、酵母の働きを最大限に引き出すことで味噌のコクと旨みに更なる深みが加わります。

【麹屋のこだわり生麺】
生ラーメンを打って半世紀余り。
五代目が大阪修行の際に、おいしい生中華めんと出会い、地元只見に製麺所がなかったことから、製麺業を開始する。

上質の小麦粉を２種類使い独自にブレンドし、只見のおいしい水で練上げました。
手造りだから出せる、モチモチとコシの強い熟成多加水麺です。

【主な商品】
味噌
・生みそ
・こだわりみそ
・極みそ
・青豆みそ

麺類
・只見生ラーメン
・生うどん
・生そうめん
・生ひやむぎ
・生そば

その他
・生麹
・塩麹
・味噌漬

【当店概要】
店名：目黒麹店
所在地：〒968-0421
　　　　福島県南会津郡只見町大字只見字田中1220番地
代表者：目黒繁夫（6代目）
創業：明治32年（1899年）
業務内容：麹、味噌、仕込味噌、味噌漬、塩麹、生ラーメン、生うどん、生そば等の製造及び販売
営業時間：8:30～18:30
定休日：火曜日
電話/FAX：0241-82-2050
フリーダイヤル：0120-91-0017
E-mail：shop@megurokouji.com
WEB：http://megurokouji.com/